美的センス

日曜日は、近くの美術館が1EUROで入れたので3つあるピナコテークのうちの現代美術がテーマのPinakothek der Moderneに行って来ました。

結局のところ、僕にはアートがわからないみたいです。みんなは一体何を楽しんでるんだろう・・・。あ、ピカソ見たよ、ピカソ。普通の絵も描いてるんだね笑

白いキャンバスに、植物の葉っぱがかかれてるだけの

こんな感じの絵がつらつらと並んであったり・・・どこに価値を、美しさを見出してるのかわかりませんでした。



こういうことを言うと、「君には、アートの美しさがわからないんだね」「教養が足りない」「感性が貧困」と言わんばかりにぐいぐい来る人がいる。

もちろん、絵が描かれた歴史背景も知らなければ、画家もよくわかんないし、画法もよくわかんないから、定量的に量れる部分さえ理解できてないと思う。まぁ、「教養が足りてない」のは間違いないかもしれないけど、「感性が貧困」はおかしい。

感性なんて人それぞれ。だから音楽好きな人もいれば、絵が好きな人もいるし、スポーツが好きな人もいるでしょ。

オレは絵に対しては疎いけど、「走高跳のフォーム」とか「数式」とか「プログラミングコード」にだって美しさは見出してる。一般の人からすれば、多分意味わかんないでしょ。

こんなの説明してもみんな分からないだろうし。そもそも、説明されて「おぉー、なるほど。じゃあ、これはすごいんですね」なんて言っちゃう人は「感性」の感じる部分落としてるじゃん・・・って矛盾してるんじゃないか。分からない理由が「感性の違い」で「感性の貧困」から来るもんではないでしょ。

ピカソの絵を見ても、感動もなにもないしよくわかんなかったけど、一枚綺麗な夕焼け見れば感動するし、それで良いと思う。